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2010年05月31日| 2010年06月10日 |- ブログトップ

現役FPが語る「身近なお金の知恵」……まずは積立貯蓄ならどれほどか確認しよう

前回までは、月間の生活費30万円の夫婦が60歳までに3000万円を貯めることができるなら、仮に年金給付開始年齢が65歳だとしても、この3000万円を運用しながら取り崩していくことで、夫婦の老後生活資金をまかなうことができそうだ、という話をしました。今回は、具体的な3000万円蓄財方法を考えます。今回はとにかく、預貯金だけではかなり厳しい、ということを理解していただきます。そのために、預貯金だけなら、どれくらいの毎月積立額が必要か計算してみます。条件は以下のとおりです。・22歳で就職してお金を貯め始めるとします。・ゴールは60歳とします。すなわち、積み立て期間は38年です。・今後の金利は、ほぼゼロ金利であると仮定し、数字はゼロ%を採用します。この条件で積立貯蓄をする場合、毎月の積立額を計算するのは、単純な割り算で十分です。 3000万円÷38年÷12ヶ月≒65790円金利がゼロ%の場合は、38年間で、毎月約65800円ずつの積み立てをしなければなりません。そもそも、22歳の就職したばかりの人が、毎月65800円も積み立てができるのかわかりませんけれど。念のため、預貯金では本当に厳しすぎることに関して、別な事例から考えてみたいと思います。ここからは、金融資産運用をすることを前提に、期待運用利回りを想定することを考えてみます。30年以上もの長い期間、期待運用利回りが一定だと仮定して計算してみます。この計算は複雑なので、積立計算のシミュレーションソフトを活用します。■モーニングスター:金融電卓http://www.morningstar.co.jp/tools/simulation/】4つの入力窓があり、上から順に例えば、0(ゼロ円)、6(万円)、38(年間)、3000(万円)と、数字だけを入力します。すなわち、毎月6万円の積み立てを38年間続け、3000万円にするためには期待運用利回りが何%必要かを計算します。[計算する]ボタンをクリックすると、必要な期待運用利回りが表示窓に示されます。今回のケースでは0.5%となりました。ここで改めて、「0.5%」という数字、どのような感想を持たれたでしょうか? もしかしたら銀行金利でもどうにかなるんじゃないか? と思いましたか? 実は、0.5%の期待運用利回りを達成することでさえ、預貯金の金利だけでは非常に厳しいのです。ましてや毎月6万円の積み立てならなおさら難しいです。現在の銀行金利を確認してみましょう。■ヤフーファイナンス:金利情報【http://money.yahoo.co.jp/rate/】大口定期に預けるには、1000万円以上のまとまった資金が必要ですし、積立に適する財形も、当初の金利は0.4%程度です(2008年2月4日現在)。いやいや、ネット専業銀行ならば、金利が少し高いから、毎月6万円の積み立て38年で、預金だけで3000万円になる、と思った方もいるかもしれません。銀行預金による安定運用にどうしてもこだわるなら、それも選択肢でしょう。次回の記事で、さらに期待運用利回りを大きくすることを考えます。(終)●筆者紹介・松本勝晴(まつもと・かつはる) CFP(R)認定者で独立系ファイナンシャルプランナー。生活に身近な視点からパーソナルファイナンスの重要性を伝授。・松本勝晴のメルマガ紹介(今コーナーの最新版はこちらで配信中)「お金を使いたいなら増やしなさい!」  (【http://www.mag2.com/m/0000251948.html】)・松本勝晴の事務所紹介 松本FP事務所 (【http://mfpoffice.org/】)※今記事の内容は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。※今寄稿は先生発行のメルマガの内容を再構成したものです。

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